Vol.01 ふたつの拳で未来を掴む!リングの上のプロフェッショナル[後編] | 恵比寿のパーソナルトレーニングジム・ワークアウトスタジオ LiFORCE

Vol.01 ふたつの拳で未来を掴む!リングの上のプロフェッショナル[後編]

バージョン 2夢を追いかけるトップアスリートにインタビューする「Athlete Force(アスリートフォース)」。

今回も前回に引き続き、プロボクサーの[藤中周作(ふじなかしゅうさく)]選手にお話を伺います。

スランプを乗り越えられるかは心持ち次第

S0370324-2筆者(以下「筆」と表記):これまでの現役生活でスランプに陥ったことはありますか?

藤中選手(以下「藤」と表記):もちろんあります!実は最近までスランプ中のスランプでした。単純に負けが続いてしまったんです。

筆:具体的にはどのようなスランプでしたか?

藤:順調に(戦績が)伸びていたときに突然負けてしまったので、色んなことを自問自答するようになってしまったんです。メンタル、フィジカル、私生活のことなど色んなことを考え過ぎてボクシングにも迷いが生まれてしまいました。でも今は少しづつ感覚を取り戻して迷うことも減りましたよ。

筆:スランプを乗り越えられた要因はなんでしたか?

藤:やらされるボクシングをやめたことが大きかったと思います。一度トーナメントを勝ち上がったことで周りの人達からも期待されたりモチベーションは高かったんですが、その反面周りの人の言うことを聞きすぎて自分らしくないキレイなボクシングをしようとしてしまいました。結局自分の心持ち次第というか、自分自身と向き合えているかどうかが大切だと思います。

筆:藤中選手の自分らしいボクシングとは?

藤:やっぱり自分の売りである強いパンチで相手を倒す。もちろん技術は磨いていきますが、基本的にはそれが自分のスタイルだし、観ているお客さんに楽しんでもらえる一番の方法だと思っています。

好きだから続けられる 

S0289642 (1)-2筆:生活するためとはいえ仕事しながらボクシングすることが大変じゃないですか?

藤:なんだかんだ言って好きだからできるんでしょうね。ボクシングだけじゃなく格闘技全般は痛いししんどいし儲からないし(苦笑)。好きじゃなきゃとても続けられないですから。

筆:それは他の選手も同じですか?

藤:もちろんみんなそれぞれに仕事は持ってますよ。客観的に見れば、平日の夜にいい年した男どもがジムに集まって(トレーナーに)怒鳴られながら限界まで追い込んでる姿ってマジで異様ですよね(笑)。

筆:好きじゃなくなったら(ボクシングを)辞める?

藤:間違いないです(笑)。自分も基本的に痛いのは嫌だし、トレーニングは嫌いじゃないけど健康のために鍛えるだけならフィットネスジムでもできますからね。でもまだまだ嫌いになれそうもないし辞められるのはだいぶ先ですね(笑)。

嫁さんには誰よりも感謝してます

DSCF9402-2筆:奥様と(選手としての)将来について話したりしますか?

藤:一応話はしますね。基本的に家族のことは家族全員で決めるようにしています。やっぱり家族全員が幸せになることが一番大事なので、ボクシングだけじゃなく子供のことや生活のことを話し合う機会は増やすようにしています。

筆:強いお父さんは男の子にとって理想的じゃないですか?

藤:たしかにウチは男の子が2人なのでそういう面もあるかもですね。子供達が大きくなってもそう思ってもらえるようにがんばり続けたいです。ある程度、理解できる歳になる頃にはチャンピオンでいたいと思ってます。

筆:奥様にとっても自慢の旦那さんですね?

藤:それはどうですかね(苦笑)。いつも心配ばかりかけて、生活も豊かにならないし、一般的にはダメ夫じゃないですか?でも(奥様)本人のことを犠牲にして自分を支えてくれたり、試合前にはとても気を使ってくれているのが伝わって来るので嫁さんには誰よりも感謝しています。

今はとにかくベルトを巻きたい

バージョン 2筆:ご自身の将来に期待することはなんですか?

藤:独り身じゃないので家族が喜んでくれることをしていきたいです。そのためにも自分が世界一強いことを証明したい。だから絶対チャンピオンになってみせます。そうなっていく中でお客さんに心から楽しんでもらえるような試合を重ねていければ幸せです。

筆:チャンピオンになったらその後は?

藤:世界チャンピオンになるまではボクシングを辞める理由がないですし、辞めた後のことを考えるのはチャンピオンになってからかなと。

筆:ありがとうございました!今後ともご活躍を願っています!

藤:ありがとうございます!がんばります!

取材後記

ストイックで実直な人柄が伝わって来るインタビュー中には、目標に対する強い想いと家族に対する優しい一面を垣間見ることができました。2つの大切なことを両立するために日々努力し続ける姿はまさにアスリートですね。ぜひ夢を叶えて多くの人に勇気という名のForce(力)を与える選手になっていただきたいと思います。頑張れ!藤中選手!

Athlete profile

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【名前】藤中 周作(ふじなか しゅうさく)

【出身地】宮崎県宮崎市

【誕生日】1986年9月20日

【競技】プロボクシング

【獲得タイトル/ランキング】2011年全日本新人王獲得、日本ウェルター級7位(2016年8月現在)

【経歴】1歳上の兄とともに幼い頃からカラダを鍛えはじめ、地元・九州のボクシングジムでプロライセンスを取得。その後東京へ拠点を移してキャリアを積み、2011年全日本新人王トーナメント優勝、日本ランキング入り、海外で元世界王者とのタイトル戦に挑戦など、アグレッシブに強者に挑み続ける日本ボクシング界が誇る期待のハードパンチャー。